ホームページからの問い合わせを増やす改善ポイント!

せっかくホームページを作成したのに、ホームページからの問い合わせが全然来ない!

そんな悩みを持つ方にホームページからより多くの問い合わせをもらうようチェックポイントを作成しましたので是非ご確認ください。

以前ホームページ改修を行ったクライアントは、改修前後で問い合わせの数がかなり増えたと話を伺っております。改修前は2ヶ月に1度あるかないかの問い合わせ数が、改修後では1ヶ月に2~3回問い合わせを受けるようになったとのことです。

ホームページからの問い合わせを増やす改善ポイント!

結果から言うと以下が問い合わせを増やすためのチェックポイントとなります。

まずはご自身のホームページにある問い合わせページを開きながらご確認ください。

チェックポイント
・問い合わせページの項目数は多すぎないか。
・問い合わせページへのリンクはわかりやすく設置してあるのか。
・確認画面が存在しているか。
ひとつずつ解説していきます。

問い合わせページの項目数は多すぎないか

問い合わせページにはホームページオーナーの意図が大いに反映されます。せっかくホームページ閲覧者から問い合わせをもらうためにはいろんな情報を引き出したがります。一度の問い合わせで多くの情報を得た方が問い合わせ後の動きがしやすくなりますし、何回も色んなことを聞くよりも一度にまとめて聞いた方が楽であることは間違いないです。

ご自身が他のホームページで問い合わせをしたケースを思い出してください。(問い合わせをしたことがない人はホームページでの会員登録などを思い出してください)

ちょっと話を聞きたいだけなのに、あれこれ聞かれたら嫌だなぁとか、面倒くらいなぁとか思いませんか?

問い合わせページも同じです。

閲覧者の心理として聞きたいことがあって問い合わせページまで到達するのですが、問い合わせページを開いた瞬間に多数の項目があると気持ちが折れてホームページから離脱してしまうケースが多く見受けられます。

また問い合わせをする人のモチベーションは多種多様に渡っています。

①本気でホームページから問い合わせし仕事を依頼したいと考えている人、②ホームページではわからなかったちょっとした疑問を聞きたい人。

それぞれモチベーションの差はとてつもない開きがあります。

①の人はどれだけ入力項目が多くても頑張って入力するかもしれません。

②の人は入力項目が多いだけで面倒に感じやすくなるかもしれません。

みなさんも入力項目が多いページをみてゲンナリしたことはありませんか?問い合わせや会員登録を諦めた経験はありません?

問い合わせ項目数は最低限とする

結局どうするかというと、問い合わせページの入力項目は最低限にしましょう。

名前

返信用メールアドレス

用件

これだけで十分です。正直名前欄も不要かと思います。

できるだけ入力者の手間を少なくすることが重要です。

返信用メールアドレスの入力が2つある場合があります。アドレスの入力ミスを防ぐためという目的ですが、入力する側からするとコピー&ペーストしてしまうため1つめのメールアドレスを間違うと2つめも間違えてしまう、、、となります。

入力ミスをなくすためには問い合わせページに「問い合わせを頂くと自動返信メールを送信致します。メールが届かない場合は迷惑メールフォルダをご確認いただくか返信用メールアドレスに誤りがある場合もございますので再度お問い合わせください」と記載すれば問題ないです。

何についてのお問い合わせなのか、住まいがどこの人なのか知りたい情報はたくさんあるかもしれませんが、1次受付としては用件さえ聞かれればその後メールでのやり取りをすることで問い合わせしてきた人の欲求を聞き出すことができます。そこから仕事に繋げられるかは営業力となりますね。

 

問い合わせページへのリンクはわかりやすく設置してあるのか。

問い合わせページへのリンクがわかりづらいサイトがあります。せっかくホームページを閲覧した人が疑問や問い合わせなどをしたくてもどこから問い合わせページへ行けばいいのか、また問い合わせページの存在自体気付かない可能性もあります。

そうならないように、トップページや下層ページ各所に問い合わせページへのリンクをつけることが重要となります。

問い合わせページへのリンクを意識しましょう。

例えばトップページのヘッダーやグローバルメニューに問い合わせページへのリンクをつける、サービス内容のページにおいてサービス説明毎に問い合わせページへのリンクをつける、追従型メニューをつけていつでも問い合わせページへのリンクが表示されている状態にするなどユーザビリティを向上される必要があります。

 

確認画面が存在しているか。

問い合わせ項目を入力したあと「確認する」ボタンを押下し、入力項目を確認するページがあります。

入力した内容を再度確認し入力内容に誤りがないかチェックをして「送信」ボタンを押下することで問い合わせ完了となります。

ところで「確認画面」は必要でしょうか?

<確認画面があるケース>

①問い合わせページで入力する→②「確認する」押下→③入力内容を確認する→④「送信」押下→⑤問い合わせ完了

<確認画面がないケース>

①問い合わせページで入力する→②「送信」押下→③問い合わせ完了

比較するとわかりますが、確認画面がある場合の手順は5つです。

確認画面がない場合の手順は3つです。

さきほども言ったようにユーザリビティの向上をするためには入力者の手間を少なくすることが重要です。

確認画面がある場合の②~④は入力者が問い合わせを止める時間を与え、ページから離脱する可能性もあります。機会損失を減らすためにもユーザリビティの向上(=手間を省く)というのは重要になります。

問い合わせページのアクセス解析

Googleアナリティクスなどでページビューなどを確認することがありますが、問い合わせページについてもアクセス解析しましょう。

問い合わせページの直帰率が高い、閲覧時間が短い:項目数が多すぎることがあります。項目数を見直して必要最低限にしましょう。

問い合わせページのページビュー数が少ない:問い合わせページへのリンクが少ないことがあります。問い合わせページへのリンクを目立つ箇所に設置しましょう。

確認画面での離脱が多い:確認画面で思い悩む方が多いので確認画面をなくしましょう。

ホームページの目的が問い合わせをもらう、資料請求をもらうなどとした場合、その目的に沿うようホームページを作成しないと閲覧した人は迷ったり意図しないページで離脱したりする場合があります。

ホームページ上での交通整理をすることで閲覧者が迷うことなく必要な情報を得て、必要に応じて問い合わせができるような仕組みづくりを心がけましょう!