カゴヤサーバの別アカウントにドメイン・資材の移行
作業内容
・ドメイン管理移行
・サーバ資材移行
・データベース移行
※メールアカウントの作成は本来移行が必要だが、お客様にて実施済みのため依頼対象外。
ドメイン管理移行
現行アカウントで管理するドメインから新アカウントへ権限付与
- 現行アカウントのコントロールパネルにログイン
- ドメイン管理より新アカウントへの権限を付与
- 「ドメイン」-「管理ドメイン」より以下の画面を表示し、追加ボタンを押下して権限付与のアカウントを設定する。
新アカウントでドメイン設定
- 新アカウントのコントロールパネルにログイン
- ドメイン管理のプルダウンに現行アカウントのドメインが表示されることを確認
- ドメインとフォルダの紐付を行う
- 管理は移管されていないため権限付与されたドメインは「設定許可ドメイン一覧」に表示される。
DNSレコード設定
カゴヤドメインを別サーバのサイトの紐づけを行う場合にはこちらで設定を行う。
ドメイン管理を別アカウントへ移行する方法
現行アカウントと紐づいているドメインについて、新アカウントでの紐付は可能となったが、ドメイン管理は現行アカウントのままとなっている。ドメイン管理も新アカウントへ移行したいのだが、いくら調べてわからないのでカゴヤカスタマーサポートセンターへメールで問い合わせ!
つまりドメイン管理は現行アカウントのままでも、そのまま現行アカウントを解約すると新アカウントへドメイン管理が移管される、とのこと。
サーバ資材移行
現行アカウントのバックアップ
SSH接続許可設定
KAGOYAサーバのコントロールパネルよりSSHの接続許可設定を行う。ここが設定されていないとSSHでの接続ができない(ログイン時にエラーとなる)ので事前にやっておく。
「Webサイト」-「SSHアクセス」-「メイン設定」から設定画面を開く。
SSH設定画面で「許可」を設定する。(デフォルトは禁止となっている)
「許可」の設定が完了すると『SSHアクセスは許可に設定されています』と表示される。
接続許可IPアドレス登録
「一時許可」設定画面から操作端末のIPアドレスを登録する。常に作業を行う場合は常時許可でも問題ないが一時的な作業であれば一時許可がオススメ。一時許可は設定から30分でIPアドレスの登録が自動的に削除される。
利用している端末のIPアドレスが自動的に表示されるので、そのままIPアドレスを設定する場合は「このPCのIPアドレス(xxx.xx.xxx.xxx)」を選択し、「追加」ボタンを押下する。
Teratermのダウンロード
SSH接続するためTeratermを任意のサイトからダウンロードし、インストールする。
Teratermからの接続
接続先ホスト、ID、パスワードを入力し、Teratermへログインする。
ログインできないときの確認ポイント!!
- 接続先ホストは正しいか。
- ログインID、パスワードは正しいか。
- SSH接続は「許可」になっているか。
- (常時)一時許可ホストは正しく登録されているか。
- 一時許可ホストの場合は、登録から30分以上経っていないか。(登録が削除されていないか)
圧縮コマンドで資材の圧縮
tarコマンドを利用し、対象の資材を圧縮する。
例:tar -zcvf ファイル名.tar.gz フォルダ名
※ファイル名→圧縮したあとのファイル名、フォルダ名→圧縮したい対象フォルダ名
FFFTPによるファイルダウンロード
FFFTPで接続し、圧縮したファイルを利用端末にダウンロードする。
資材を新アカウントへ移行
新アカウントへファイルをアップロード
FFFTPで接続し、移行するファイルを利用端末からアップロードする。
新アカウントでもSSH接続許可設定
圧縮してあるファイルを展開するためにはSSHで接続が必要となり、上記で実施した手順と同じことを設定する。
新アカウントでファイル解凍
tarコマンドを利用し、対象の圧縮ファイルを展開する。
例:tar -zxvf ファイル名.tar.gz
※ファイル名→解凍するファイル名
データベース移行
現行アカウントでのDBバックアップ取得
「/etc/dbbackup」ディレクトリを参照すると保有するDBは自動バックアップが取得されているため、該当のファイルをバックアップとする。
FFFTPによるファイルダウンロード
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ドメイン移管作業
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