ECサイトとは・・・
ECサイトとは、electronic commerce siteの頭文字を使いインターネット上で商品を販売するWebサイトのことを指します。ECサイトに必要な用語も説明していきますのでチェックしてみてください!※ECサイト=ネットショップ」と定義して、話をすすめていきます。
ECサイト(ネットショップ)の受付には、営業時間や休業日の概念が一切ありません。「いつでも・どこでも・誰とでも」取引を行えます。もちろん時差も関係なく、世界中の国や地域とビジネスができることから「越境EC」という言葉も生まれ、日本国内に留まらず海外へ販売ルートを拡大したい事業者の注目を集めています。
今回は「日本国内向けのECサイト」として説明していきます。※越境ECはまた別機会で説明します。
ECサイトの活用方法
ECサイトは物販を行う企業が店舗だけではなく遠方の方にも販売したいということもあり導入することが多いですが、個人で作成したものを独自に販売したいなどのニーズも解決することがあります。
メルカリやヤフーオークション、Amazonや楽天市場など集客力のあるショッピングモール型ECサイトに参加することもメリットがありますがコストの面から自社ECサイトを構築し販売まで行うECサイトを構築したいと思います。
ECサイトの構築の種類
ECサイトの種類には他のサイトにもたくさん書かれているので今回は自社ECサイトに絞り込んで紹介します。※Amazonや楽天市場などは「ショッピングモール型ECサイト」と呼ばれますので気になる方はこちらのキーワードで検索してみてください!
気軽に、すぐにECサイトを開設したい方
ASPカートと呼ばれるサイトに登録することでECサイトを開設できます。ECサイトに必要なサーバ管理、照会ページや商品管理、決済代行サービスもすべて準備されていますので、サイトに登録し自身の商品を登録することでECサイトの出来上がり!となります。
初期費用、月額料金が無料で利用できる無料ASPカート
上記のサービスを使うと初期登録無料!月額登録無料!決済手数料のみ!という状態でECサイトを利用できます。
自分の商品以外は運営会社にお任せできるので安心してサービスを開始できます。
一見良さそうなプランですが、決済手数料が高めだったり、無料プランだと制限が多かったりと始めていくうちに不憫に感じるものがでてきそうですが、まずは始めたい!という方にはちょうど良いかと思います。
※その他有料ASPカートはたくさんありますのでここでは割愛致しますm(__)m
自分の好みのECサイトを構築したい方
WordPressを利用することで自分のECサイトを簡単に構築することができます。
自分好みのECサイトを長く利用したい場合は構築することがオススメです。
それなりに知識も必要となりますので以下のパターンになるかと思います。
- 構築も運営も商品管理も自分でやる!
- 構築はお任せし、運営・商品管理は自分でやる!
- 構築も運営もお任せし、商品管理のみ自分でやる!
<用語定義>
構築とは・・・商品販売を行う仕組みを構築すること。
運営とは・・・商品を登録しECサイトで販売可能な状態にすること。またECサイトへの集客も含む。
商品管理とは・・・ECサイトで販売するための商品を調達したり、受注後の商品発送、アフターフォローを行うこと。
WordPressでECサイトを構築する方法
WordPressを使ってECサイトを構築するための方法を記載します。
必要なもの
- レンタルサーバ(ECサイトを設置する場所)
- WordPressインストール(ECサイトの基盤となるもの)
- WordPressテーマ(ECサイトのデザインとなるもの)
- WordPressプラグイン(ECサイトの商品管理や決済となるもの)
- 決済代行サービスとの契約(クレジットカードなどを利用するためのもの)
一つずつ解説していきます。
レンタルサーバ
ECサイトを設置するためにはサーバの準備が必要です。サーバは自前で調達するととても大変な費用と労力がかかりますので、レンタルサーバがオススメです!
レンタルサーバの選択、プランの選択を行う場合にはWordpressの対応可否をしっかりご確認ください。
またECサイトの売り上げが上がると通信量も増えますのでプラン変更が容易に行えるサーバは便利と思います。
WordPressインストール
今回はWordpressを利用したECサイトとなるので有名CMSであるWordpressをインストールします。
WordPressのインストール方法は各レンタルサーバ会社の手順をご確認ください。
WordPressテーマ
ECサイトのデザインを最初から作るのは非常に大変です。またECサイトで重要となるカートは「Welcart」というものを利用する記事ですので、Welcart対応のテーマを選択する必要があります。
Welcart非対応のテーマはたくさんありますが、どこかでレイアウトが崩れたり画面遷移に支障が出たりすることもありますので最初からWelcart対応のテーマを選択することをオススメします。
Welcart公式サイト
WordPressプラグイン
ECサイトのカートとなる部分は「Welcart」を使用します。他にもありますが、今回は「Welcart」を対象とします。その他以下のプラグインもインストールしておくとよいですね。
Limit Login Attempts Reloaded
決済代行サービスとの契約
Welcartで対応している決済代行サービスを選択するとスムーズに設定が可能となります。
決済代行サービスとの契約には時間がかかりますので、早めにご準備ください。
クレジットカード会社の審査が入りますのでサービスによっては3週間ほど必要な場合もあります。
まとめ
個別設定方法はネットで検索すると色々出てきますのでここでの記載は割愛致します。
ECサイトを構築するだけならそんなに難しくありません。
- サーバ準備
- デザイン準備(Wordpress)
- カート準備(Welcart)
- 商品準備(Welcart)
- 送付元準備
- 決済サービス契約
サイトにはECサイトには必要な「プライバシーポリシー」「利用規約」「特定商取引に関する表記」を準備しましょう。
個人でECを運営する場合、送付元が個人宅になり住所を公開するのが懸念される場合、以下のサービスがあります。
- バーチャルオフィス
- 私書箱サービス
バーチャルオフィスは荷物受け渡しを対応してくれるオフィスを借りることでそこの住所を使うことができます。
私書箱サービスは郵便局にもありますが利用するハードルが高いので私書箱サービスを利用することで費用を抑えつつ住所を使うことができます。
当方のECサイト準備とともにこちらの記事もバージョンアップしていきます!
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