大塚商会アルファメールからさくらサーバスタンダードプランへの乗り換えについて
乗り換えの背景
大塚商会アルファメールでWebサイトを構築していたお客様に対してドメイン移管作業を実施しました。乗り換えの理由としては・・・
- 月額料金が高い
- WordPressが共用SSLに対応していない
上記2点が主な理由となります。
また移管先にさくらインターネットを選択した理由は以下の通りです。
- レンタルサーバとして安定の稼働率
- 月額費の安さ
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乗り換え手順一覧
大塚商会の解約からサイト引っ越し完了までは以下の手順で実施しました。
- 大塚商会アルファメールの解約
- さくらサーバの申し込み
- さくらサーバへドメイン移管申請
- さくらサーバへサイトの移動・動作確認
- ドメイン移管完了
- メールアカウント作成
- ネームサーバ切り替え
時系列を含めた手順
1.大塚商会アルファメールの解約
2019年2月8日
大塚商会お客様ページより解約手続きを実施します。大塚商会は毎月10日締めの月末解約となりますので、2月末までに解約したい場合は2月10日までに解約手続きを実施する必要があります。
ただし今回はメールアカウント作成作業も含まれていたため、解約前に利用しているメールアドレスをメモしておく必要があります。
解約方法はお客様ページから手続きを行う以外にFAXによる解約方法もありました。
解約時に「ドメイン名の扱い」という項目があるので「お客様、または移管先の事業者で管理する」を選択することでオースコード送信先のアドレスが設定可能となります。
※ただし今回の移管対象ドメインが『.com』であったためオースコードは利用しない。
解約手続き完了後、設定したメールアドレスにオースコードが送付されます。
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件名:※重要※ドメイン、AuthCodeのご案内(アルファメール)
本文:
お世話になっております。
大塚商会 ドメイン担当でございます。
貴社より解約を承りましたので、
ドメインのAuthCodeをお知らせ致します。
【ドメイン名】xxxxxx.com
【有効期限】( 2019年 MM月 DD日)
【AuthCode】xxxxxxxxx
※Authorization Codeとは、一般的にAuthCode(オースコード)とも
呼ばれ、登録ドメイン名を他のレジストラに移管する際に所有者本人
確認のために現在の登録レジストラから発行される認証用の文字列です。
※ドメインの有効期限の更新方法やドメイン情報変更方法に関しては、
移行先管理業者様へご確認下さい。
以上、よろしくお願いいたします。
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2.さくらサーバの申し込み
2019年2月8日
今回は移管先サーバをさくらサーバに決定しました。エックスサーバと悩むところがありましたが、費用の安さからさくらサーバとしました。
さくらサーバのプランは「スタンダード」プランとすることでWordpressにも対応し、共用SSLも利用可能となりました。
※さくらサーバはプラン変更ができませんので、プラン選択時は要件にあった適切なプランをお選びください。
3.さくらサーバへドメイン移管申請
2019年2月14日
さくらサーバのドメイン転入届画面より転入手続きを実施しました。
転入手続き画面では『.com』の1年分利用料の支払いがあり、クレジットカード払いをすることで移管手続きがスムーズじ実施されます。
またオースコード入力項目は表示されないため、オースコードは利用せずドメイン移管が可能となります。
『.com』ドメインは「株式会社日本レジストリサービス(JPRS)」管理となるため、事業者間での移管申請-承認作業でドメイン移管作業は完了となり、申請者(当方)の作業はありません。
以下はドメイン
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件名:[efmxxxxx] ドメイン転入作業開始のご連絡 [xxxxxx.com]
本文:
さくらインターネットをご利用いただき誠にありがとうございます
お申し込み頂きましたドメインの転入につきまして、料金のお支払
確認致しましたので、転入作業を開始させて頂きました。
ドメインの転入を完了させるために必要な手続きについては、ドメ
の種別によって異なります。詳細については以下をご確認ください
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃■gTLDドメイン(.com .net .org .info .biz .mobi .tokyo)
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
・承認メールへの承認作業が必要となります。
承認手順については下記URLをご確認ください。
▼gTLDドメイン転入承認マニュアル
https://help.sakura.ad.jp/hc/j
※承認メールは、ドメインWHOIS情報の管理担当者メールアド
(Admin Email)宛に送信されます。
管理担当者メールアドレスに登録されている情報がご不明な場合、
現在の管理事業者様へご確認ください。
◇◆━◆━◆┫ ご注意ください ┣◆━◆━◆◇
承認メールへの承認作業後、現管理事業者様の仕様によっては、
WHOIS情報の登録者メールアドレス(Registrant Email)宛に
送信されます転出承認メールへの承認手続きが必要になることが
ございます。
詳細なお手続きは現在の管理事業者様にご確認のうえご対応くださ
◇◆━◆━◆━◆━◆━◆━◆━◆━◆━◆━◆━◆━◆━◆━◆
※ドメインの上位管理組織が弊社と同じJPRS(日本レジストリ
の場合には、承認メールは送信されません。
現在の管理事業者様の承認が必要となります。
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4.さくらサーバへサイトの移動・動作確認
2019年2月22日
ドメイン移管作業が終わらないため先にWebサイト資材の引っ越しを行いました。
この時点では大塚商会側のサイトが正常に表示されていることを確認しております。
WordPressのため「All-in-One WP Migration」を利用しました。
5.ドメイン移管完了
2019年2月25日
ドメイン移管完了のメールが来ました。2月末で大塚商会は解約されるため23日辺りから慌てて大塚商会やさくらサーバのサポートセンターに電話しました・・・
そこで学んだことですが、ドメイン転入申請を行うとさくらサーバからドメイン管理元事業者へ移管申請の連絡いくようになっているみたいです。
ドメイン管理元事業者は大塚商会だと思い何度も問い合わせしましたが、大塚商会側では特に連絡なしという回答でした。
さくらサーバは連絡済み、大塚商会は連絡なし、ということで何度かやり取りすると大塚商会で取得したドメインは「NTTPCコミュニケーションズ」で管理されているようでした。
ちなみにドメイン移管承認は数日間何もしないと自動承認される仕組みのようで急ぎの場合は移管元事業者へ連絡し承認作業を急いでもらう必要があります。
今回は14日に申請し、25日に承認なので10日ほどかかっています。
余裕をもって作業しましょう!
話がずれましたが、ドメイン移管完了メールは以下の通りです。
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件名:[efmxxxxx]ドメイン転入作業完了のご連絡 [xxxxxx.com]
本文:
さくらインターネットをご利用いただき誠にありがとうございます。
お申込みいただいたドメインの転入作業が完了しましたのでご連絡いたします。
なお、転入が完了しただけではドメインの運用先は変更となりません。
転入が完了したドメインを弊社サーバでご利用の場合には、
以下「ドメインのご利用について」をご確認ください。
◎ サービス情報
サービスコード : xxxxxxxxx
ドメイン : xxxxxx.com
有効期限日 : 2020年MM月DD日
今後については、会員メニューにログインすることにより、
ドメイン情報の確認や変更を行うことができます。
《 会員メニュー – ドメインメニュー 》
https://secure.sakura.ad.jp/menu/domain/
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とりあえず移管作業が終わって一安心。
この時点では大塚商会側のサイトが正常に表示されていることを確認しております。
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6.メールアカウント作成
2019年2月26日
大塚商会で利用したメールアドレスをさくらサーバにも同一アカウントで作成します。
さくらサーバではアカウントごとにメール容量の上限を設定できますので、MAX値である10GBとしました。
7.ネームサーバ切り替え
2019年2月26日
さくらサーバ管理画面よりドメインのネームサーバを切り替えました。
ネームサーバの切り替えには最長で3日程度とありましたが、切り替え後すぐにメールがさくらサーバに届いたことからすぐにサーバが切り替わったと思われます。
まとめ
今回のドメイン移管は色々勉強になりました。今後ドメイン移管を行う場合は以下のことを事前に確認しておくことが必要と思いました。
- 移管元の利用サービス内容
- 移管元の解約締め日
- 移管先の動作確認
- 移管先の利用可能サービス
あとはやはり時間に余裕をもって作業を行えば難しい作業ではないと感じました。
気になること、不明点等あればコメントでもお問い合わせからでも気軽にご連絡ください。
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ドメイン移管作業
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